2010年9月29日水曜日

協力隊での生活は、自分を鏡のように映しだす

隊員として活動し始めて半年が経った。早いものだ。
こちらで活動をしてて、感じるようになった事がある。
「協力隊での生活は自分の鏡」だなという事。

こちらでの活動への力の入れ具合というのは、
各隊員に任せられている。また、任地での活動以外にも
やりたい事があれば、何でも挑戦できる。

すなわち、持てる時間を全て活動に注ぎ込む事もできれば、
活動に力を入れつつも、自分の趣味に時間を注ぎ込む事も
できる。更には、活動は適当にやって、自分の好きな事だけ
やる事も可能だ。

どんなポジションに自分を置くのかは自分次第。自分が
思った通りの生活をしている事になる。最初は活動バリバリ
する気分でやってきても、途中から変る事もある。例えば、
色々な問題で活動がうまくいかない事もあるかもしれない。
そんな時にその困難から逃げて、職場へ行かない選択もあれば、
他の活動先を探す事もできる。

普通に日本で仕事をしていれば、任されたポジション
からは逃げるわけにはいかない。嫌な事があっても、
全て自分の心の中で我慢して過ごす事もある。人間関係も
色々なしがらみに絡まれた生活を強いられる事もある。
逃げてしまえば生活ができなくなる。

しかし、ここは違う。いくらでも選択肢がある。
逃げても、隠れても、生活費が保証されている。
だから、今ここにいる自分そのものが自分の鏡であるように思う。
そして、その鏡に映った自分に対してどのように感じているのか、
それがとても大事なように感じる。

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